苦中有楽
いつも読んで頂きありがとうございます。
前回からの「六中観」の2番目です。 くちゅうにらくあり、と読みます。
苦しみと楽しみは対立するものに思われがちですが、実は同じものを見方、感じ方で違うように思うということです。
人が生きる上で感じることは一枚の葉っぱで表すと、苦しみと楽しみ裏と表の様な関係で、裏があって表も存在するように一体のものなのだそうです。 表だけでも、裏だけでも存在し得ないのですね。
だから苦しいと思っても必ずその中に楽しさは存在し、逆に楽しいと思っていても、その中には必ず苦しさもあるものだ、と。
私など、楽しいことやうれしいことがやっぱり大好きで「ずっとそんな思いの中で過ごしていたいなぁ」なんて思っているのですが、なかなかそのようにならず次から次へと思い悩まされることが湧き出してきます。トホホ。
そんな中では何事にも感謝する心が、そのバランスを整えてくれるものであるようです。
ありがたいと思う心を育んでいくこと、この「六中観」からは生き方の極意と読み取れます。
私も一枚の葉っぱを頭に描きながら苦中有楽を実感し、感謝の心を育てていきます!じゃあね。
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