壺中有天
いつも読んで頂きありがとうございます。
引き続き六中観の3番目、こちゅうにてんあり、と読みます。
これは中国の故事から引用されているようです。
見た目狭苦しいだろうと思っていたつぼの中に入ってみたら、そこには素晴らしいユートピアがあった。つぼの中から見た天の美しさは普段見る空よりも何倍もきれいであったという話です。
狭苦しいと思う環境、辛いなと思う境遇にあってもその中に天国にも優る境地がある、また、それを見つけることこそ楽しみであるということでしょう。
どんな時も楽しむ余裕を持ちたいものだと感じました。
私自身の体験にも似たようなことがありました。
自ら学びたいことを探していく勉強会や講習会は行く前から楽しみで仕方ないのですが、行ってみたら案外期待外れだったことの方が多い気がするのですが、行きたくないのに必要に迫られて行くこの手の勉強会などは行く前から不安で緊張しながら出かけることが多いのです。
ところが振り返ってみると、行ってみたら多くの学びを得られるのも実は気乗りせず行く勉強会の方が得られることが多いのは確かなことなのです。
少し本題と異なる話かもしれませんが、本意でなくやらなければならない事(特に嫌々やらされること)こそチャレンジしてみて、そこから得られるものを宝に出来るようにすると良いんじゃないかなぁ。じゃあね。
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