時代を超えて美容室が目指すべきこと パート2
いつも読んで頂きありがとうございます。
前回からの続きです。
今回このテーマでお話させて頂くきっかけとなったのは、弊社(日置美容室)の幹部による来年度経営計画会議の中で水谷専務からの「客単価アップ出来る付加価値づくりを」という講話でした。
以前から専務は美容業界の経営近代化に対しては客単価の向上なしではありえないという話をよくしており、美容室経営、更には美容師の待遇改善において急ぐ必要が大いにあるものと納得させられるお話でした。いつも啓発させて頂けるお話を聞かせて頂き本当に感謝です。
美容室における年間売上を構成する計算式は
年間売上= 生きカルテ枚数 × 客単価 × 来店回数
となります。そのため
カルテ枚数(大きな意味で客数のこと)を増やす。
客単価を上げる。
来店回数を増やす。
以上のどれかにまたは複数に注力して取り組んでいくしか売上を上げていく方法はありません。
この中で客数の上昇と来店回数の増加はこのコロナ禍の中では容易ではなく、美容室にとっても努力し続けることは重要ですが、サロン内においてスタッフ全員が取り組むべきことは、水谷専務が言うところの付加価値を上げて客単価を向上すべく努力することが大切と思います。
厚労省が平成31年に発表した美容業概要という業界全体の問題点や今後の改善点をまとめたもののサイトをご紹介します。実に的確に指摘されていますので参考にしてください。
次回からはいよいよこの客単価アップに向けての具体策を考えていきます。一緒に考えていきましょうね。じゃあね。
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