新人の仕事始めに思うこと
いつも読んで頂きありがとうございます。
昨日は今年度の新入社員の人たちの仕事始めでした。
今年は仕事始めの後に入社式が行われる日程となるため、この日初めて顔合わせをすることになりました。
私が勤務する栄の本店にも1名の新人さんが来てくれました。
初々しくスタッフやお客様に挨拶する姿を見て、私自身も日頃の自身の仕事する姿勢を振り返り気の引き締まる思いがしました。
就職先に日置美容室を選んでくれて本当にありがとうございます。共に成長、進化していこうね。
例年ならば初日から新人さんに先輩達がいろんな事を教えてあげて、少しでもサロンの役に立てるようにと動き始めるのですが、今年はアシスタント教育担当チーム(SAT)からの要請で初日はほぼ見学のみ、やれそうなことが見つかれば自発的にやってくれるのはOKという形でのスタートとなりました。
これにはSATメンバーの育成方針が反映されているのです。
新人さん達には事前課題としてサロンワークの中で、何故そうするのかわからなかったことや知らない言葉、その他不明な事柄をたくさんメモしておいて、後日就業時間内に行われるOFFJT研修(アカデミー)のセッションの中でみんなで討議して解決していくという方法を考えてくれたのでした。
人が自発的に動けるようになるには
自分で考え、
理論的に納得し、
気づきを得て、
本当にその必要性を理解する
ことによってのみ行えることのようです。
そのような点から考えると今回のSATメンバーの育成方法はかなりレベルの高い手法だと感じて感心しています。SATメンバーありがとう!!
私が教育担当だった頃、考えたことはあったけど現場が混乱するという理由で出来なかったのですが、育てる人の観点から育つ人の観点に求める成果が切り替わった育成となり嬉しく思っています。
以前、弊社創業者の日置好美先生からもこんなお話を聞かせて頂いたことがあります。
「私が美容師の見習いで入った頃は来る日も来る日も何も教えてくれず、ただただ立ってるだけの毎日。それに嫌気がさしてやれそうなことから先輩に聞いてやり始めたんだよ。だって立ってるだけじゃ楽しくないからね。そうこうしながら、仕事は自ら作り出していく事を気づくようになっていくんだよ」
なるほどの一言でした。
忙しいだの暇だなどと人や店のせいのように何気に発する言葉。実は自分のせいなのかもですね。
じゃあね。
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