新人さんから学んだこと
いつも読んで頂きありがとうございます。
お陰様で今年度の入社式も無事開催出来て、各店にて新人さん達も少しずつ職場環境と仕事にも慣れてきているようです。
ご支援くださった皆様には本当に感謝申し上げます。お見守り頂けますようよろしくお願いします。
今年の新人さんの中に2人、ご両親または父母どちらかがブラジル出身の親ごさんをもつ女性スタッフがいます。
我々の世代では同級生の中でもその様な人は皆無でしたが、今の小中学校ではむしろ当たり前のようにクラスの中にいる状況のようです。地域によっては半数近くを占める場合もあるようですよ。
私が勤務する日置美容室の栄本店にもその中の1人BBさんが配属されてきました。
4月1日からの就業なのでおよそ1週間、共に仕事させて頂いた感想は、
「なんだか懐かしい素朴な人柄がいいなぁ」と思わされることが多々ありました。
返事や挨拶はもちろん、感情を込めたリアクションや笑顔。きちんとした身だしなみとキビキビした身のこなし。どれをとっても現代の日本の若者が失ってきたとても「昭和な」風情を感じさせてくれています。
決して懐古主義でなくです。
仕事っぷりもただただこなす仕事でなく、そこには誰かの役に立ちたい、喜んでもらいたいという思いを感じます。
そして何より向上心を強く持っていて、教わる前に先輩の仕事をしっかり観察していて真似することから始めていくので、教わる頃にはある程度ベースが出来ているという点も新人教育では近年あまり見かけないことでした。
そして極めつけは先輩から注意や指導を受けた時のリアクションに
「すみません。私がしっかり確認しなかったので」「すみません。私が勘違いしてました」などという言い訳なしの自責の心を表すことが出来るのです。
これには私も本当にビックリ!指導する先輩の方が逆に恐縮してしまうようなフィードバックになっていました。
そのような人柄なので先輩達も皆、いろんなことを教えてあげたくなってくるし、少しでもチャンスを多く与えてあげたいなぁと思えてくるのでしょうね。
そう言えば私が入社して間もない頃、我が師匠、日置好美先生から「先輩やお客様から可愛がられる存在になること」を新人の心得として教わったことを思い出させてもらいました。
「そうすれば周りが応援してくれるよ」とも。
いつか自分のお店を持ちたい、という夢を持って頑張っているBBさん。
共に働くみんなにとても大切な事を教えてくれてありがとう!
焦らず慌てず夢を目指して一段一段上がっていきましょう。
私も良い背中が見せられるよう頑張ります。じゃあね。
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