断られ上手はおススメ上手

いつも読んで頂きありがとうございます。
先日、日置美容室本店の朝礼で当番の林さんから「断られ上手はおススメ上手」のお話がありました。
これは『店販の教科書』という美容室における店頭販売(商品販売)で成果を上げる指南書として有名な本の読み合わせに続いて話をしてくれたのですが、是非とも皆さんと共有したいと思いブログにさせて頂きました。
昨今、美容室における店販とサイドメニュー(スパ、サロントリートメント等)の売上に占める割合は高まる一方です。
これは技術売上の単価アップが容易ではないことと、コロナ禍により来店頻度の減少に伴っての売上の落ち込みを商品売上とサイドメニュー売上でカバーして利益の確保をせざるを得ない経営事情も大きな要因になっているからです。
でも本来、美容室における本質はお客様のキレイにいつも常に責任を持つという役割から考えるとむしろ当たり前の事に本気で取り組むということなのでしょう。
お客様におすすめが苦手な美容師に話を聞くとほとんどの人が「断られた時の気まずい空気が苦手」という話が返ってきます。
確かに私もそれが嫌でおすすめに対して苦手意識を持っていたなぁ、と思い出しました。
今回は林さんの話の中で「断られ上手になれば、むしろ断られた事で今後のお客様との関係がよりよいものになる」と聞き、以前私が携わっていたアシスタント育成アカデミーの中でもアシスタントの皆さんに紹介した動画を是非ともお見せしたくなり紹介させて頂きます。
当時、新人だった弊社の田口さんにも協力してもらったこの動画、まずはご覧ください。
断られた時の田口さんが「お気に入りのモノをすでにお使いなのですね」という嬉しそうな表情が断った側のお客様の気持ちをむしろ良いものに切り替える効果が大きいのがお分かり頂けると思います。
これがお客様に対して、売るためでなくお客様のキレイへの責任を感じて好感が持たれる所以なんだと思います。
「断られ上手はおススメ上手」
この言葉の実践こそ、これからの美容室、美容師の責任を果たせる魔法の言葉と感じています。
まずは朝礼などでのロープレからスタート!じゃあね。

失敗続きのおじさん美容師のもしかしたらためになるかもしれない話

名古屋 栄の日置美容室で40年以上美容師を続けている田中隆史の元気⁉︎になるブログです!今、言っておきたいこと、気になってることをお伝えしていきますね。よろしくお願いします。

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