お客様と新人さんから学んだこと
いつも読んで頂きありがとうございます。
私が担当させて頂いているお客様のO様。高校生の時に初めてご来店頂いてからすでに40年近くもご贔屓頂いている男性です。
ご縁は弊社の日置尚社長と同級生というきっかけで、その後も長く長くお付き合い頂いている、まさに人生を共に歩んできたような感じがするお客様です。
自治体の幹部クラスとなられ今では2,000人ほどの職員を管轄する部署の長となられました。いまだに全くそんなキャリアをひけらかすことのない誠実な人柄が魅力の方でもあります。
先日ご来店下さった際に、現在共に仕事してくれている新人3人が自己紹介させて頂く機会を頂いたのです。
これは彼らのチャレンジの一環で出来る限り全てのお客様にご挨拶と自己紹介をするというものでした。
新人の一人がシャンプー後のマッサージをし、それに続いて皆がご挨拶、しかも雑談までするということにお付き合い頂き、逆にいろいろ話しかけてくださったりして、少しいつもと違うお気遣い頂く落ち着かない時間にしてしまったようで私自身は申し訳ない気持ちになっていました。
その後はいつものように出来上がってお帰りになられたのですが、この日の夜に珍しく先程のO様からメールを頂き、ご来店時のことで不快に思われたのかなぁ?と不安になりながら開けてみたのですが。
なんとそこに綴られた文章を見て思わず自身の思いの浅はかさに恥ずかしい思いをしたのでした。
「今日はたくさんの若いスタッフさんにお世話になり、幸せな時間を過ごさせていただきました。
みなさんが成長され、多くのお客様の幸せにつながるといいですね!」
私が今回新人とお客様から教えられたこと
・私が感じているよりもお客様は新人達の挨拶や自己紹介に対して嬉しい気持ちになって頂いていること。
・彼らが慣れないながらも一生懸命にコミュニケーションをとろうとしてくれていることに感動、応援したい気持ちになって頂けるということ。
・たくさんの人を幸せにする仕事なんだという当たり前のことをあらためて気づかせて頂いた。
我々の業界では技術、スキル、センスの良さが第一に求められることは疑いの余地はありませんが、「またあの人に会いたいなぁ」は一年目の技術やスキルがこれからの人達でも努力次第で感じて頂くことが出来るものなのだと私自身学んだ次第です。
じゃあね。
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