入社1年目の教科書⁉その4
昨日のアカデミーでは、元気に一生懸命シャンプー練習する姿がとても印象的でした。
シャンプーが上手になるには、「せっかくだから気持ちよくしてあげたいな」という真心と、どうしたらもっと気持ちの良いシャンプーになるかという技術に対しての研究心を持ち続けることだと思います。
今日はそんなことにも関係するお話です。
3、関わったお客様のヘア、ヘアスタイルに関するお悩みを聞く
いよいよ最後の3つ目です。
これは、1つ目の「自分からあいさつに行く」と2つ目の「良いところをほめる」と同時におこなうのが効果的ですね。
声のかけ方は「髪のお手入れでお困りのことはありませんか?」とお聞きするだけです。
返答はおそらく人によって様々でしょう。本当に困っていることを話してくれるお客様もいるでしょうし、困ってないという方もあるでしょう。お耳が遠くて何回も声をかけないと伝わらない方もあるでしょう。
でも大切なことはお客様の髪、髪型に関して「いつもきれいでいてほしい」のだけど何かお手伝い出来ることありませんか?という思いが伝わることなんです。
好きで始めた仕事なのに、技術が好き、出来上がりをほめてもらう事がうれしい、というモチベーションだけで続けている美容師が結構多いのですが、実はお客様の立場からしたら一番うれしいのは自分の髪、髪型をいつも最高の状態にしてあげようという真心と研究心が感じられるかなんです。
この3つ目のお悩みを聞くというのは、そんな真心と研究心の詰まった行動なのです。
そして、勉強して準備できてからお悩みを聞くのでなく、すぐにでも聞いていくのです。答えられないことはすぐ先輩にその場で聞いてお答えする姿勢がお客様はうれしいと思いますよ。
「勉強不足ですみません。私ではわからないことなので、すぐ先輩に聞いてまいります」この言葉をどれだけ言ったか、その分だけ知識が豊富になるよね。お客様はそんな若い美容師がいるサロンが大好きです。
これで入社式にお話ししたかったこれをやり続ければ売れる、稼げる(長く愛される)美容師になれる行動指針の話でした。
次回からは私の気になってること、感じたことを発信していきます。では、頑張り過ぎずにね!
0コメント