外出自粛に思うこと

いつも読んで頂きありがとうございます。

今回は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、発令された緊急事態宣言により外出を制限されているこの時に感じていることをお話しします。

まあ日本国内では爆発的感染は起きていないと思いますけど、欧米の感染拡大の様子や、死者数などの報道から不安に感じている方々も多いのは事実なのであまりめったなことは言えませんが。

外出自粛っていうと困っちゃう人が多いでしょうね。

我々、日本人は特に休日などは遠くへ出かけて、お金を使って、並んで待ってなんてことしないと休んだ気にならない人が多いように思います。今回の自粛騒ぎではそれらのような時間の過ごし方が出来ず持て余している人も少なくないことでしょうね。

20年ほど前によくフランスはパリの美容室(研修サロン)へ勉強に行く機会を頂いたことがあります。約2週間の研修ですが、土日は休み、研修のある日も夕方には自由時間になるという毎日でしたので、滞在していたアパートへはすぐ帰らず、パリの街をあちらこちらとほっつき歩いていました。

それぐらいの滞在期間と宿泊していたのがホテルでなく普通にフランス人が住んでいるアパートなので日本人との生活習慣や国民性を知ることが出来た貴重な経験でした。

毎日の帰りに気に入って歩いていたのがパリの中心地に近いマレ地区。そのエリアにパリにしてはそれほど大きくはないけどとてもきれいな公園のヴォージュ広場という名所があります。正方形の広場を中庭に囲むように建物が立ち並び一階部分は回廊のようになった場所です。囲む建物はアパートもあればホテル、ブティック、レストランもあるような観光客も多く集まる場所です。

そんな回廊の一角で、毎日夕方になるとダイニングテーブルを持ち出してきて家族で夕食を囲む若い家族がありました。毎日です。近くを見ず知らずの人たちが通っていくんですよ。びっくりしました。でもご夫婦も小学生ぐらいのお嬢さん二人も気にもせず楽しそうにおしゃべりしながら食事を楽しんでいる様子は何とも言えずほほえましい気持ちにさせてくれました。

土日に出かけた公園でも、近所の人々がお弁当をもってきて大人はワインでも飲みながら語らい、話しつかれると読書したり、昼寝したり。子供たちは子供同士で走れ回っている。そんな光景が毎週見られたのです。

さすが夏のバカンスが3週間もある国の、お金をかけずにしっかり楽しむ精神的な豊かさを感じて、いずれ日本人もそんな時代が来るのだろうなどと思ったのでした。

ようやく無理やりにでも意識改革しなきゃいけない時が来ましたね。さてどう過ごそうか。じゃあね。

失敗続きのおじさん美容師のもしかしたらためになるかもしれない話

名古屋 栄の日置美容室で40年以上美容師を続けている田中隆史の元気⁉︎になるブログです!今、言っておきたいこと、気になってることをお伝えしていきますね。よろしくお願いします。

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