技術講習でのポジション取り
いつも読んで頂きありがとうございます。
今回も創業社長の日置雅夫先生に叱られた話です。こういうのみんな喜ぶんだよね。いっぱいあるけど少しずつね。
雅夫先生がスタッフの育成で必ず指導するポイントがいくつかありますが、その中のひとつに技術講習時の技術展示を見るポジション取りがあります。
講師とモデル(場合によってはウイッグ)をはさんで相向き合う位置で見ている人がいようものなら大変な事になります。それだけで確実に講習の真っ最中であっても見る場所のポジション取りの指導が入ります。
技術展示で大切なのは、如何に講師と同じ目線で見るかで講習から得る価値が変わってくるという事です。
実は人間はそんなに優秀ではなく、見た事の映像の記憶でしか自分のものに出来ません。反対側にいて、想像でその映像をイメージしても自分の中に残りません。
ですから、講師と同じ目線で、しかも雅夫先生いわく、右肩越しに見るのがベストだという事です。
受講料一万円の講習でも右肩越しで見てようやく相応の価値が得られ、反対側にいては1000円の価値も得られないと言います。 私もこれは本当に実感します。
多くの講習に出かけていきましたが、目的持って来ている方はやはりこのポジション取りをしています。 反対側で見ている人は嫌々連れてこられたか、目的持たずにいらっしゃっている方が多いようですね。
私もアカデミーなどで展示する場合もその事を伝えるようにしています。 せっかく人の技術展示を見る機会があるなら、なるべくひとつの事から多くを(貪欲に)学び取る美容師になってもらいたいですから。
先輩方にお願い。是非、サロンにおいてもヘルプしてくれる人にご指導よろしくお願いします。 技術は右肩越しに見る、良いですよ。 じゃあね。
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