美容師の役割について、ひとつの考え
いつも読んで頂きありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大で大騒ぎになっています。緊急事態宣言も今の状態ですと延長される可能性が高いですね。学校の休校は5月末までの延長がすでに決まったようです。
日本において他の重症者や死者が多く出ている国々と同様の措置をおこなう事が良いのかどうか、いろんなデータやウイルスの解析から判断されることが待たれます。
ありとあらゆる産業が休業ないしは在宅勤務を強いられ、職を失った方や収入が酷く減ってしまった方も多くいるようです。
そんな中、我々美容業界も、休業要請を受ける業界ではなかったのですが、自主的に当面の間休業する美容室も多くなり、愛知県では休業した理美容室には一律20万円の協力金が支給されることになりました。見方によっては休業要請のようなものにも感じられますが。
一方、弊社(日置美容室)は通常通り営業を続ける決定をしました。
その決断に至るまでには社長の中にもいろんな葛藤があったことでしょう。
休業しているサロンの主旨は概ね、お客様及び従業員の安全、健康に配慮すると同時に、社会に対しては感染しやすい場所をつくらないというものが多かったようです。
もし仮に営業を続ける中で、感染者を出してしまうようなことになれば、世間から厳しい戒めを受けることは間違いないでしょう。そんな中、どうしてもサロンを開ける意味は、美容師が師という字を持つ職業だというのも理由のひとつだと思います。もちろん安全面には十分配慮した上でのことですけどね。
以前のブログでもお話しした『師』という文字。お人を導く役割を持つ職業には必ずついているこの文字。
我々美容師はこんな時こそ、髪型をきれいにする。気持ちよくなって頂く。ことを通して元気で、前向きに、勇気をもって生きて頂くことのお手伝いをするべきと私は考えています。じゃあね。
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