給料袋

いつも読んで頂きありがとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大が今なお叫ばれる中、先日の給料日には昨年同時期と同じ水準で無事に全員の方に支払えたことに心から感謝致します。全スタッフがそれぞれの役割の中で、一生懸命努力して下さったからだと思っています。 本当にありがたいことです。

今回はそんな給料にまつわる私の失敗したお話です。

昔、給料といえば給料袋に現金を入れて社員に手渡すというのがどの会社でも行われておりました。なので給料日には会社帰りのサラリーマン達で飲み屋も大忙しだったようです。 

様変わりしたのは40年くらい前からでしょうか。銀行振り込みで口座に振り込まれる様になってからだと思います。家庭でも現金を持ち帰れなくなったお父さんの威厳がだんだんと弱いものになっていきました。 

日置美容室でも約30年くらい前から銀行振り込みになっています。昔は現金手渡しでした。私も駆け出しの頃だったのでもらってはすぐに開けてすぐに使っていた事を思い出します。

ある時、欲しくて仕方がないものがあった給料日に「うわっ、少な!」と思わず声に出して叫んでしまったのです。そしたら何とドア一枚隔てたところに創業社長の日置雅夫先生がおられたんですね。いつも私は間が悪いんですけど。タイミング悪すぎでした。

給料は自分が働いた代償である。感謝の気持ちで頂き、それを少ないと思うなら、どうやったらもっと増やせるかを考えることが大事だ!」という主旨のことを言われ無茶苦茶叱られた記憶があります。 

給料を人からもらってる小遣いのようなものだと思っていると不満が出る、自分の評価だと思えばどうやって増やそうかと考えるようになる、どっちの人生が良いか。

今になって思えば、そんなことを教えてもらったような気がします。

現在は現金渡しでなく明細しかお渡ししませんが、是非とも各店にて店長や役職者から明細だけでも手渡し頂き、ひと言「ありがとう、ご苦労様でした。」と伝えて頂ければありがたいです。 

本来ならば社長、役員がさせて頂ければ良いのかも知れませんが、各店に店長もいらっしゃることですからよろしくお願いします。 

給料明細の渡し方ひとつのことですが、会社の理念、意義を全従業員に伝える大切な瞬間でもあります。 よろしくお願いします。 

失敗続きのおじさん美容師のもしかしたらためになるかもしれない話

名古屋 栄の日置美容室で40年以上美容師を続けている田中隆史の元気⁉︎になるブログです!今、言っておきたいこと、気になってることをお伝えしていきますね。よろしくお願いします。

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