ハイテク&ハイタッチ前編
いつも読んで頂きありがとうございます。
世の技術的進化はすごいスピードで起きているのを実感する日々です。
私は音楽や音楽を聴く機器が好きなので、それを例えにお話ししましょう。
私が学生時代を送った1970年代は、音楽を聴くとなるとLPレコード(アナログ盤)をレコードプレーヤーに乗っけてそっと針を落としてスタートさせ音が鳴り始める、という手間がかかるモノでした。
そんな手間をかけずに聞くためには面倒でも一度カセットテープにきちんと録音して、以後はカセットテープで聞くようにするか、ラジオのFM放送でお気に入りの番組を毎回聴いて聴きたい曲がかかるのをひたすら待つ。そんな感じでした。
なので音楽はレコードプレーヤーまたはラジオとカセットテープのプレーヤー(デッキといった)が一緒になった「ラジカセ」という機械で聴くしかありませんでした。当然ながら家で聴くしかなかったのです。
そこに登場したのが、カセットプレーヤーをコンパクトにしてポケットサイズにし持ち運びできるようにしたのが我らがSONYの『WALKMAN』でした。これは画期的なことで、街なかでヘッドフォンにて音楽を聴くという行為がとても新鮮で、自分の生活にBGMがしかも自分が好きな曲で流れるのに感動したものでした。私が就職した年1979年の発売だったので、初号機を初めて頂いたボーナスで買ったのを今でも鮮烈に覚えています。
その後はその数年後にはコンパクトディスク(CD)が登場して、音楽データがアナログ音源からデジタルの音源へと変わり音質がとても向上して、より一層ヘッドフォン、イヤフォンで聴くことを前提にしたモノになってきたのでした。でもまだこの頃はCDプレーヤーでしか聴けなかったんですけど。
1990年代になってパソコンが登場してからはCDからダウンロードして生CDにコピーするという事が可能になり、音楽はCDをレンタル或いは友達などから借りてきて自宅でコピーするなんてことがたやすく出来るようになり、音楽産業も一時困惑していたこともあったようです。
そこにある日突然デジタルの世界に登場したのが「iTunes」だったのです。
今日はここまで本当にお伝えしたかったことは次回後編にてお話しします。じゃあね。
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