クリエイティブの秋
いつも読んで頂きありがとうございます。
昨日、社内のコンテストの審査に水谷専務と共に携わらせて頂きました。
例年ならモデルさんにお願いして競い合う部門もあるのですが、今年は新型コロナウイルス感染防止を考慮してウイッグ(練習用マネキン)を使った画像によるフォトコンテストとなりました。
アシスタント部門とスタイリスト部門にだけ分かれて行われ、テーマは『クリエイティブ』かつ『上質』であること。
審査基準も特に規定がなかったので
「ウイッグなのに人っぽい」
「ウイッグなのでここまで出来る」
を基準に審査しました。
入社1年目の新人からトップディレクターのベテランまでほぼ全員が参加してくれたフォトコン。
実際、素晴らしい作品が目白押しで、1年目でシザーも持ったことがない人が素晴らしい構成の作品を表していた好作品もありましたよ。
スタイリスト部門のなまめかしいほど人っぽい表現力。そして髪をよくもここまで自在に動かせるなという技術力に感心しました。
アシスタント部門も素晴らしく、技術による表現力に伸び代を感じるものの画像の構成やテーマ(各自つけたタイトル)を表現する意欲はものすごく感じられて、創造するエネルギーはアーティストと同様、立派な表現者でした。
コンテストなので順位をつけさせてもらいましたが、審査員泣かせのコンテストでした。
このコンテストを通しての気づきは、上位者は最終ゴールのイメージをしっかり持って臨み、そのゴールにこだわったということだと思います。実際、3〜400枚は撮ったというエピソードも聞きました。
絵コンテを描き、画像の構成美を考えてリアルを近づけていくという作業。実はすべてのクリエイティブな職業の方々(建築家、インテリアデザイン、アーティストはじめ印刷屋さんに至るまで)はやっておられることなので、我々美容師もやることの満足から表現したいことが表現出来る満足を求めていこじゃありませんか。
じゃあね。
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