時代を超えて美容室が目指すべきこと パート4
いつも読んで頂きありがとうございます。
続きです。
今回は技術売上についてです。
技術売上での客単価アップは簡単ではありません。
既存のメニュー(カラー、パーマ、サロントリートメント、スパなど)に使う商材をグレードアップした場合や髪を傷めないあるいは良くしていくような添加剤などを使う場合などはご説明の上、納得頂ければ可能ですが、カットやシャンプーなどの商材があまり関係ない場合などは実質上の値上げという事になるので少し躊躇しやすい部分もありますよね。
ここは美容師側の自分自身の技術に対する自信の持ち方で全く個人差があると思います。
この自信というのはなかなか厄介なものでお金を出しても買えませんし、ある日急に手に入るものではないからです。
技術への自信こそ美容への研究心を持ち続けて、心と技と感性を磨き続けていることを通して少しずつ蓄えていくものなのでしょう。参考までに数回前のブログに関連したことを掲載してますので併せてご覧ください。
私の店長時代の失敗談でもお話しましたが、営業成績を上げることに一生懸命で、自分自身の技術や感性を鍛えることを怠った結果、自分で自分に自信を無くさせることに繋がってしまったことがありました。その後教育担当になったことをきっかけに講習会に行きまくりコンテストに出場したり見に行ったり、先生や先輩の技術から何かを得ようと盗むように観たものです。
それまで気づかなかったのですが、この美容で心、技、感性を磨き続けることこそ、この仕事に携われることや来てくださっているお客様への「感謝」の気持ちの表れではないかと思います。「感謝」があるから磨き深められると。
さあ今こそ思い切って3年後に3,000円の客単価アップを目指してみましょう。そのために1年後には1,000円上がっている努力を全員で取り組んでみませんか。いっそのこと先に値上しちゃうか。
次回はいよいよこのテーマの最終章です。じゃあね。
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